(2019.5.20)
TCMA 中医鍼灸研究所 研修センター主催の「TCMA夏大会2019」の開催が決定しました!
毎年開催されている中医学の夏のイベントは、今年も大森での開催となります。
【日程】 2019年8月11日(日)
【場所】 東京都大田区 大森
詳しい内容につきましてはまた後日ご案内させていただきます。
こちらのページも併せてご参照ください。
(2019.6.17)
「TCMA夏大会2019」のお申し込みが開始になりました!
上記の「TCMA夏大会のページ」をご参照ください。
(2019.8.12)
「TCMA夏大会2019」が盛大に行われました!
下記に追記いたします。
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TCMA夏大会2019 開催内容
【日時】 2019年8月11日(日) 10:30~20:00 (受付は10:00~)
【場所】 Luz大森4階 入新井集会室(大集会室)
東京都大田区大森北1-10-14
【定員】90名
【参加費】 一般:12,000円 学生:8,000円
【セミナー内容】(予定)
※都合により一部内容が変更となる場合がございます。
■セクション1 10:30~11:30 開会ご挨拶・アイスブレイク
■セクション2 11:40~12:40 症例検討会
(昼休み) ※昼食は持参いただくか近隣で購入・飲食店をご利用ください。
■セクション3 13:30~14:45 分科会1 (下記のいずれかにご参加ください)
(A)「不妊領域と中医学」
金子朝彦(三旗塾 顧問)
(B)「李式補瀉手技」
関口善太・李揚(中醫堂代表・世珍堂代表)
(C)「得気を取ってみよう!」
太田祐志(TCMA研修センター 研修アドバイザー)
■セクション4 15:00~16:15 分科会2 (下記のいずれかにご参加ください)
(A)「本当にたのしい鍼灸と中医学」
鈴木雅雄(福島県立医科大学 会津医療センター 漢方医学講座 准教授)
(B)「効果を引き出す実技と配穴」
植松秀彰(元 牧田中医クリニック中医鍼灸部長)
(C)「吸玉療法」
齋藤隆裕(TCMA臨床センター長)
■セクション5 16:30~17:45 分科会3 (下記のいずれかにご参加ください)
(A)「眼科疾患の弁証と鍼灸治療」
金本貴行(秋英堂治療院 院長)
(B)「弁証論治の向こうへII」
鎌田剛(TCMA研修センター長)
(C)「棒灸カバー・てい鍼をつくろう」
志賀明子・太田祐志(TCMAスタッフ)
■セクション6 18:15~20:00 先生を囲んでコミュニケーション
(飲み物・軽食つきです)
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講師紹介
金子朝彦(かねこあさひこ) 先生
三旗塾顧問。鍼灸さくら堂治療院院長(神奈川県大和市)。https://www.sakuradou.biz/ 湘南医療福祉専門学校非常勤講師(臨床中医学)。日本中医学会評議員。長年に渡り、漢方研究会「三旗塾」を主宰、後進の育成に力を注ぎ、中医臨床家の初級からの脱皮を図る。
著書:『問診のすすめ~中医診断力を高める』(東洋学術出版社)『中医鍼灸そこが知りたい』(東洋学術出版社)『イラストわかる指圧・生理痛・生理不順』(ユリシス出版)など多数。
■中医臨床家の先生では珍しく、寸3ー0番の細い鍼を常用されます。中国医学でありながら、日本の職人技ともいえる、かすみ鍼での繊細な手技と的確な得気は、他では見ることができません。また、中医理論を最大限に活用した、詳細な病因病理による証立ても先生の臨床の特徴です。今回は先生の得意分野であります、不妊領域についてご講義をいただきます。
関口善太(せきぐちぜんた) 先生
薬剤師、鍼灸師。中醫堂・関口薬局・関口鍼灸院代表。http://www.chuuido.com/ 後藤学園中医学研究所客員研究員。日本統合医療学園・漢方専攻科講師。自身で漢方専門薬局と鍼灸治療院を開業するかたわら、専門学校・漢方メーカーの講師を務めたり、中医学関係の多くの研究会の運営に携わったりすることで、後進の指導にも力を入れている。著書や翻訳に多数の専門書がある。とくに一般向けに東洋医学を紹介する書籍も多く執筆して、中医学の啓蒙に尽力。
著書・共著:「やさしい中医学入門」(東洋学術出版社)「まちがいだらけの漢方薬選び」(東方書店)「東洋医学のしくみ」(日本実業出版)「図解シリーズよくわかる東洋医学のしくみ」(なつめ社)「くすりの完全ガイド」(医師薬出版)「これ一冊できちんとわかる図解東洋医学」(マイナビ出版)
■2019年、令和元年のTCMA夏大会の大会長です。李揚先生と共に、「李家の鍼」を指導していただきます。
李揚(りよう) 先生
中医学アドバイザー・医薬品登録販売者・鍼灸師。代々つづく鍼灸医家に生まれ、6代目となる。ご尊祖父、李世珍先生から受け続いた鍼灸と漢方を今日に伝える。2016年に、世珍堂開業(千葉県 市川市)。団体活動:李式鍼灸日本症例検討会会長。
参考図書『臨床経穴学』『中医鍼灸臨床発揮』『李世珍の針―弁証の針、効かせる技』東洋学術出版社。
■御祖父である4代目である李世珍(りせいちん)先生(1928-2005)が来日されたのが2002年。鍼灸学校を中心に、学術としての中医学が根付きはじめたばかりの日本の鍼灸シーンに、「漢方薬と鍼灸の効果を実験的に比較・検証してきた鍼術」と言う“鍼薬同効”を継承してきた中国伝統医家の来日は大きな衝撃でした。伝統は当代である李揚先生に受け継がれ、この日本で広がりをみせています。関口先生と共に、「李家の鍼」を指導していただきます。
鈴木雅雄(すずきまさお) 先生
福島県立医科大学 会津医療センター 漢方医学講座 准教授、医学博士。全日本鍼灸学会 常務理事。→ 福島県立医科大学 研究者データベース「SUZUKI Masao」
■ COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する鍼治療の研究をされている先生です。鈴木准教授の開発した治療法は伝統的な中医学に基づいていますが、科学的に有効であることが確かめられています。現代医療の壁を越えたこの治療法についての研究結果は、アメリカの科学誌にも紹介され、世界的に注目を集めています。
↓こちらの動画を是非ご参照ください!
科学的に証明されたCOPDの鍼治療(AMPO 先進医療推進機構)
植松秀彰(うえまつひであき) 先生
元・牧田中医クリニック中医鍼灸部長。東京医療専門学校 教員養成科 講師。醒脳開竅法、牧田塾などの勉強会を開催して後進の育成に努めている。醒脳開竅法指導員、東海医療学園・花田学園特別講師として活躍中。定期的な勉強会も開催している。
■いわゆる“病院鍼灸”のさきがけとなった先生です。患者と治療者と言うクローズドな環境で行われる一般の治療院鍼灸とは違って、医師・看護師・患者家族の見守る中で結果を出し続けなければいけないという、シリアスな状況で施術をされてきました。緊急搬送されたICUの中や、MRSA患者に対しては防護服を身にまとって鍼を打つこともあります。今回は「効果を引き出す実技と配穴」ということで、その臨床の一端を初学者にわかりやすく解説していただきます。
金本貴行(かねもとたかゆき) 先生
秋英堂治療院院長(神奈川県藤沢市) http://shueido.hannnari.com/
明治鍼灸大学(現明治国際医療大学)卒業 同大学大学院修士課程修了 鍼灸学修士。主に視覚障害の原因疾患として頻度の高い、緑内障・黄斑変性・糖尿病網膜症・網膜色素変性症などの鍼灸治療を通じて、患者さんの視機能をはじめとしたQOL全般の改善・維持に努める。『中医臨床』・『鍼灸OSAKA』などに論文掲載多数。
■日本では数少ない、眼科疾患を専門に治療されている先生です。スマホの普及率が85%を超えた現代において、眼科領域での鍼灸の需要が高まることは間違いないと思います。是非この機会に、眼科疾患に対する考え方や弁証論治・治療を学んでみてはいかがでしょうか。
てい鍼・棒灸カバー
「てい鍼」と「棒灸カバー」についてはこちらをご参照ください。
TCMA 夏大会 2019 ネット企画
「TCMA夏大会2019 ネット企画」では、大会当日の講座の一部をネット配信したり、ネット上で学習できる各種コンテンツを参加者の方々に公開させていただきます。
遠方にご在住で、東京・大森へのご参加が難しい方々、あるいは大会当日の日中はご都合が悪い方々のために、指定の時間帯にて配信サイトがご利用になれます。
(「TCMA夏大会2019 ネット配信サイト」は、大森会場にご参加の方々もご利用が可能です)
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【ネット配信方法】 YouTube配信にて実施します。
配信情報を当日朝に、メールにてご案内いたします。
インターネット接続環境をご確認の上、お待ちください。
(推奨環境はChromeブラウザですが、それ以外もYouTube視聴が可能であれば大丈夫です)
【ネット配信内容】(予定) ※都合により一部内容が変更となる場合がございます。
<会場からの配信予定の講座>
■セクション1 10:30~ 開会ご挨拶
■セクション3 13:30~14:45 分科会1
(A)「不妊領域と中医学」
金子朝彦(三旗塾 顧問)
■セクション4 15:00~16:15 分科会2
(A)「本当にたのしい鍼灸と中医学」
鈴木雅雄(福島県立医科大学 会津医療センター 漢方医学講座 准教授)
■セクション5 16:30~17:45 分科会3
(B)「弁証論治の向こうへII」
鎌田剛(TCMA研修センター長)
※上記の時間表示は講座の開催予定時間です。
リアルタイムでの視聴が可能ですが、配信サイト利用時間内であれば溯って視聴できるよう設定させていただく予定です。
<ネットコンテンツ(予定)> (利用時間 10:00~24:00)
■画像で学ぶ舌診入門
■図解チャレンジ脈診入門
■弁証論治ドリル
企画&プロデュース: 猪狩賢二(TCMA研修センター 教材開発部長)
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[…] http://tcma-s.com/archives/671 […]