鍼灸学生と鍼灸師のための東洋医学 インターネット講座
いま、東洋医学が注目されています。
東洋医学は古代の中国伝統医学(中医学)が元になっていますので、
中国を中心としたアジア圏の医学とも言えます。
自然界に起こる法則を人体に応用したこの医学は、2000年以上も経過し、
科学技術が発達した現代においてもなお残存しています。
特に今、欧米諸国ではこの東洋医学が、様々な分野で活用されてきています。
例えばアメリカ合衆国では、
救命救急の現場で、痛み止めの強い薬の代わりに鍼灸(しんきゅう)治療が使用されている病院があります。
(The Abbott Northwestern Hospital Minneapolis, Minnesota, USA)
人間がもともと持っている病気を治す力、つまり「自然治癒力」を、
鍼灸を始めとする東洋医学は重要視します。
あるいは海外セレブといわれる有名人の方々は、美容鍼灸を活用したり、
アンチエイジングや健康維持のために鍼灸や漢方薬を活用しています。
ほかにも、乳がん手術後の不調に対して、更年期のつらい症状に対して、
不眠やうつに対して、不妊に対して、薬物中毒に対して、慢性肺疾患に、
認知症予防に、片頭痛に、と様々な分野で鍼灸治療や東洋医学が試されています。
申し遅れましたが私は、TCMA 中医鍼灸研究所 研修センターの鎌田 剛(かまた つよし)と申します。
何校かの鍼灸学校にて15年以上、
東洋医学概論そして中医鍼灸実技の教員をして参りました。
岐阜大学医学部では医学部の学生向けに東洋医学の講義もして参りました。
数年前には、新版「東洋医学概論」の教科書を執筆させていただきました。
また、鍼灸師の卒後研修を手がけて10年以上になります。
このような形で、東洋医学・中医学の普及に尽力しております。
(新版 東洋医学概論の教科書の表紙(左)と、ページ”vi” 委員の記載(右))
東洋医学は難しい?
東洋医学を初めて学ぶ鍼灸学生や、医療関係者、一般国民の方々の中には、
この東洋医学を難しいと感じる人がいらっしゃいます。
東洋医学は難しいものなのでしょうか。
確かに東洋医学は、現代医学である西洋医学とは異なった考え方をします。
前述しましたが、自然の法則を人間に当てはめたものが東洋医学です。
古代の自然哲学がベースになっているとされます。
そのため、哲学という側面から、つい「難しい」と感じてしまう人も確かにいらっしゃいます。
ですが、自然界に起きている現象が、人間の体の中でも起きうると考えるのは、
「人間も自然の一部」とすれば、実はそんなに不思議なことではないかもしれません。
例えば、火は燃えて上に昇っていく性質がありますし、水は流れて低い場所に向かいます。
風はよく動き、乾燥は水分を奪います。
このような自然の中で生きる人間は自然の一部であり、
自然を観察することによって体の変化を観察できる、そう考えていくのですね。
この東洋医学そして中医学は、「難しい人間の体を、簡単に考える学問」といわれます。
本来は、人間の体や病気を「自然」に、そして「簡単」に捉えていくわけです。
東洋医学が嫌いになるケース
この東洋医学そして中医学には、学問体系全体としては確かに膨大な量の情報が存在しています。
しかしながらその知識体系は、わかりやすく基本的な知識をベースとしています。
わかりやすく基本的な知識がベースなのですが、
独特の概念があったり、聞き慣れない専門用語が数多く出現するので難しく感じてしまいがちなんですね。
よくあるケースとしては、
基礎が理解できていない状態で、その先を次々に学んでいってしまうケースです。
本来、この学問の考え方は非常に論理的で、学習しやすいはずなのですが、
基礎知識の上にさらに知識を重ねていく勉強が必要になります。
ですので、独特の概念や言葉がまだ身についていないうちに、
次の知識を上に重ねようとすると混乱が生じます。
土台がしっかりしていない場所に、
頑丈な素材で家を建てるようなもの、といえるかもしれません。
なので、学習を進めていくには基礎知識の習得が必須事項になってきます。
でも、基礎知識そのものを曖昧に理解している状態では、
その状態のまま学習を進めてしまうと、いずれ破綻してしまいます。
鍼灸学校で「東洋医学が嫌い」「よくわからない」という学生さんが出てきてしまうのは、こういったケースだと思います。
鍼灸学校において東洋医学は重要な学習科目なので、学期末ごとに試験があります。
なんだかよく理解できてないうちに、
つまりベースとなる基礎知識の部分が曖昧なままに、
どんどん授業が進んでしまうと、もう取り戻せなくなってしまうのではないかと思います。
東洋医学の理想的な学習順序とは
その反対に、基本をしっかりと学びながら、
その知識の上にさらに知識を重ねていくことで、
「東洋医学で考える能力」がどんどん養われていきます。
入り口である「東洋医学概論」をしっかりと土台として知識に組み込み、
その上に「経絡経穴」や「臨床論」「弁証論治」の知識を重ねていくことで、
東洋医学的な病態把握や、東洋医学的治療が理解しやすくなると思います。
さらにこの上に、実践の技術として「鍼灸治療学」が備わっていけば、
さまざまな病気に向き合い、考えていくことができるようになるでしょう。
東洋医学の効果的な学習方法
そのためには、一番簡単であるけれども一番重要な
「基礎知識」をしっかりと学ぶ必要があります。
基礎を身に付けるコツとしては、
私の経験から言えるのは「何回も繰り返し学習する」ことが一番の近道だと思います。
学習としては実際に東洋医学の講義を受けることが良い方法でしょう。
可能であれば集中して学習する環境があればベターです。
さらには、学習を「繰り返す」ことができれば最高です。
これを実現するには、残念ながら学校の授業だけでは難しいと思います。
学校は学校でカリキュラムの都合上、さまざまな教科を学習しなければなりませんし、
同じ科目は週に1回というのが通常でしょう。
上記を実現する最良の学習方法は、私は「動画学習」だと思います。
実際のセミナーをベースに
既に述べました通り、私はいくつかの鍼灸学校の教壇に立ち、
東洋医学概論を教えて参りました。
また、新版「東洋医学概論」の教科書の
かなりの部分を執筆させていただきました。
長い間、東洋医学・中医学を教え続けてきて、さまざまな経験をさせていただきました。
学生さんがどこでつまづきやすいのか、どうやったら楽しく学べるかなど、
いろいろと研究してきたつもりです。
実際に私は、中医学をベースとした卒後研修の一環で、座学講座として
「オープンセミナー」という一般受講者向けのセミナーも実施して参りました。
何年もかけて、実際のセミナーを繰り返しながら、
東洋医学を楽しく学べるコンテンツを蓄積してきたわけですね。
このセミナーを撮影した動画を元にして、
スライドや補足説明を動画に盛り込み、編集をした教材がついに完成しました。
この学習教材は、初学者のかたが東洋医学・中医学を学ぶにあたり、
きっとお役に立てることと信じております。
さらには、上級者のかたにとっても、
基礎知識の復習として大いに活用できることでしょう。
通信講座 中医基礎学の内容
通信講座「中医基礎学」には次の特徴があります。
(1)東洋医学集中講座(最長5ヶ月間) (2)動画・テキスト・アプリ等の教材 (3)メール配信 (4)受講者専用サイトで情報共有 |
(1)東洋医学集中講座(最長5ヶ月間)
この通信講座は、インターネット環境を活用した「塾」という形式で開講します。
塾期間は5ヶ月単位で、
4月スタートの春コース、7月スタートの夏コース、
10月スタートの秋コース、1月スタートの冬コースと、
年4回のコースとなっています。
下記のようにお申し込みの時期によりコースが決まります。
・ 4月から 6月までのお申し込み → 4月スタート「春コース」(4月~8月)
・ 7月から 9月までのお申し込み → 7月スタート「夏コース」(7月~11月)
・10月から12月までのお申し込み → 10月スタート「秋コース」(10月~2月)
・ 1月から 3月までのお申し込み → 1月スタート「冬コース」(1月~5月)
学習内容としては1~2ヶ月で学習可能なボリュームですので、
時間的には5ヶ月間フルに必要というわけではありません。
受講者のペースに合わせて学習を進めていけます。
3月・6月・9月・12月のお申し込みでは、学習期間が3ヶ月程度となりますが、
それでも充分な学習が可能です。
(2)動画・テキスト・アプリ等の教材
教材は動画教材をメインとしています。
合計で約21時間の動画となっています。
例えば7時間の集中学習を3回実施すれば3日間で動画はひと通り視聴できますが、
前述した通り「繰り返し」が大事ですので、何度も視聴することで基礎知識が身についていくと思います。
動画のほかにはテキスト教材、自己学習用のアプリ教材が使用可能です。
(3)メール配信
学習進度は自由ですが、
標準の学習パターンとして1~2ヶ月程度を想定しています。
これは週に3~5時間程度の学習をした場合のペースです。
この想定進度に合わせて、動画内容を復習したり
ワンポイントアドバイス等のメール配信が定期的に行われます。
(4)受講者専用サイトで情報共有
動画や各種教材は全て、この受講者専用のWebサイトにて視聴可能となります。
この専用サイトには、過去のメール配信の内容や、各種の最新トピック情報なども掲載していきます。
通信講座「中医基礎学」のメリット
この通信講座のメリットとしては下記の通りです。(実感には個人差がございます)
- 東洋医学に長年携わってきた教師による明快な授業が、動画で受講可能
- 東洋医学の基礎知識を反復学習することが可能
- 自分のペースに合わせて学習が可能
- 視聴しやすいように動画編集されているため効率良い学習が可能
- 実際のセミナー映像を元にしているため、臨場感や授業参加の意識を持てる
- テキスト教材やアプリ教材などで知識の確認が可能
- 鍼灸学生にとっては、新版「東洋医学概論」教科書の理解に役立つ
- 国家試験科目としての東洋医学概論の、試験対策としても活用が可能
受講者の声
実際にセミナーを受講したかた、動画教材やアプリ教材を試してみたかたの感想は下記の通りです。
(掲載している内容はあくまでも個人の感想です。)
Sさん ご受講年:2024年 大阪府
過日は色々とご対応ありがとうございました。プライベートの多忙と重なってしまったため、重要な部分のみの視聴となりましたが、わかりやすいご説明で学生時代に勉強した内容の忘れていた部分の再確認、また新たな気づきもありました。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Fさん ご受講年:2024年 愛知県
全くの初心者ですが先生のお話も分かりやすく、楽しく受講できました。看護師の仕事をしていますが、生活状況など含めて全体的にみていくことの大切さを改めて実感させられました。抑うつ、幻覚・妄想、イライラ感などの症状に対しては、鍼灸ではどこを整えるいるのでしょうか? 今回受講開始してから多忙になり、複数回視聴ができませんでした。また落ち着いてから、再度受講したいと思っています。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Nさん ご受講年:2024年 大阪府
中医学のベース部分を民間で学んだ経験しかなかったので、もっと詳しく中医学のことを知りたいと思い、受講しました。
想像していた通り、表面的な部分でなく深く勉強になる内容でした。受講し始めた当初は何度か見返してじっくりやろうと思っていたものの、内容が濃いのでノートを取り何度も再生ストップしながら拝見したためか、アーカイブ終了まで一周しか見ることができませんでしたが、大変勉強になりました。ありがとうございました。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Kさん ご受講年:2024年 東京都
漢方の勉強をしていたので基礎知識はあるつもりでしたが、中医学について更に深く学べて非常に満足です。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Kさん ご受講年:2024年 長野県
分かりやすかったです。何度もみてるうちにもっと講座を受けてみたいと思いました。
感覚の異常が肝、肺の不調で出ると説明がありましたが、この2つの出かたの違いを詳しく教えてください。月経量が多く、色が薄い人はどう考えますか?(過多月経、内膜症)
運転しながら音声で聞く事が多いので、細かく編集したものはそれはそれでいいのですが、運転中操作する必要がないように通してずっと聞ける設定もあると嬉しいです。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Sさん ご受講年:2024年 兵庫県
「東洋医学概論」の教科書に基づく内容が学べ、とてもわかりやすく内容の濃い講座でした。鍼灸国家試験のほんの数ヶ月前からの受講、藁をも縋る思いで受講しました。専門学校の授業で教わった東洋医学概論では全く辿り着けなかった理解が得られ、救われました。鎌田先生の基礎編は、一年生の頃から受講していれば、なおよかったなと思いました。(おかげさまで国試合格に辿り着けました。)
その他、猪狩先生の国試対策講座も含め、さまざまな講座でお世話になり、ありがとうございました。ここで学んだ内容がベースとなりますし、こうして基礎をきちんと学ぶことができてこそ、その上にさらに東洋医学臨床論も積み上げていけるものであると感じました。今回は、時期的にも駆け込みの国試対策として受講しましたが、臨床でも必要な内容で、今後も引き続き視聴したいです。関西でも、定期的にTCMAの研修が受けられる機会があると嬉しいです。卒後研修にとても興味があります。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Iさん ご受講年:2024年 長野県
資料が充実しており、鎌田先生の講義はとても分かりやすく無駄のないものでした。動画の区切りも細かくて、集中して飽きずに聞くことが出来ました。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Yさん ご受講年:2023年 東京都
初級編、中級編、上級編と講座を受講してきまして、どのセクションも本当に勉強になりました。この4月に転職し、今は東洋医学(漢方)の医師として働いているのですが、事前にこの一連の通信講座を受講してたおかげで現場にすんなり入っていくことができました。どの講義も、見返すたびに新しい学びがある素晴らしいものでしたが、特に上級編の中薬方剤の講座は私にとって学びが多く、10回くらい見返しました。この講座を作ってくださった鎌田先生とスタッフの方々に心より感謝申し上げます。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Yさん ご受講年:2023年 東京都
先生のお話が面白く引き込まれるところもあり一度では理解できないので何度か繰り返し見ています また、理解できないところもあるので延長できるなら、延長したいです。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Kさん ご受講年:2022年 福井県
こんなに深い学びができて、受講させて頂き本当に良かったです。本当に一からの勉強だったため、初級でも十分すぎるくらいの講座でしたが、さらに学びを深めていきたいという思いになりました。ありがとうございました。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Iさん ご受講年:2022年 東京都
とてもわかりやすかったです^_^ありがとうございました♪ おかげさまで、30回の今年の鍼灸国家試験、自己採点ですが、合格基準点クリアしました^_^ 学校の授業でもとてもわかりやすく教えていただきありがとうございました♪
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Gさん ご受講年:2021年 神奈川県
詳しく分かりやすい講座でした。期間も長く、繰り返し見れることで理解を深めることができました。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Mさん ご受講年:2021年 北海道
本当に面白かったです。一個ずつ理由があって、順序があって、「なんとなくこっち」「こうかもしれないし、こうも考えられる」みたいになりがちな教科だったのがしっかり裏打ちされて安心して勉強できました。
授業の途中で少しずつお話されているツボによって取り方が違う、お話を、主要なツボに関してまとまった形で聞きたいです。(トンネルがあって…先をゆるくして…みたいな話のところです)
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Kさん ご受講年:2020年 千葉県
中医学を学んだのは初めてでしたので、最初は言葉が分からずなかなか理解が出来ませんでした。しかし、2度目を聞いた時には、かなり理解が出来てきました。今3回目を聞いていますが、より深く理解が出来ています。授業内容は何度も見る事が出来るので、途中で止めて言葉を調べたりできるので、よかったです。
メールで進捗度合いがなぜこんなに早く学ぶのかが良く理解が出来ました。11月までに何度もみてくださいという事でしたのですね。年齢的にもう資格を取ろうとは思っていませんが、健康を維持していくうえで、非常に参考になりました。資料も図解でわかりやすくて良かったです。ありがとうございます。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Sさん ご受講年:2020年 愛知県
通信講座、とても楽しかったです。動画を見て学ぶ事で、聞き漏らしたら何度も戻って聞き直しができたので、先生の話してる内容を、一語一句漏らさず確認ができ、進めていけました。内容の濃い講座に大満足でした。
この講座を受講した時点では、私のスケジュールに学校に通学する事がなかったので、集中して早く終わらせる予定でいたのですが。卒業した学校の先生方がもう一度聴講生として存分に授業を受講する提案をくださり、6月からのスケジュールが一気に混雑したため。終わるか不安でした。7、8月は試験が立て続けにあったので、4回目の試験勉強よりもこちらの講座を終わらせることを優先させてしまったのですが。
結果的に試験の東概の部分は、完璧とは言えませんが、今までとは違う視点で回答を見出していける自分にこの講座の素晴らしさを実感致しました。人生において色々あったので、なかなかここ2年集中して学ぶ時間を取れず忘れかけていた学びをこの短期間で、思い出し作業にプラスでしっかりとした知識を身につける大切さも先生の姿勢から教えていただきました。
コロナ渦でたまたま観たドラマ「馬医」で自分が全く無知すぎて、何してるんだろうと反省したのですが。笑。その甲斐あってこの講座に辿り着いたので。コロナのお陰の今年のライフスタイルを満喫でした。来週からまた次の講座を受講しようと計画しています!
きちんと理解して、正しい法則を導き出せるように学びを頑張りたいと思います。今後も末長くよろしくお願い致します。追伸。成績の伸び率が良いので先生にどれだけ勉強に時間を割いているんだと褒められました。この講座のお陰です。必死に動画再生しました。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Oさん ご受講年:2020年 東京都
東洋医学が本当に苦手でした。初めのほうはなかなか理解できなかったですが、何度も見るうちにすこしずつ分かってきて考え方が面白くなってきました。終わってしまうのは残念ですが、復習していきたいと思います。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Hさん ご受講年:2020年 神奈川県
先生の解説が明快でとても分かりやすかったです。学校やさまざまな勉強会での指導は、技術的な部分、つまり戦術の部分ばかりですが、一番知りたかった戦略的な部分の重要性について、当講座で方向性を知ることができたのは良かったです。
本当は直接講座に参加したいのですが、日曜日の予定がなかなか合わず、上級も同じようにネット配信していただけることを待ち望んでおります。上級も予定されているとのことでしたが、もし具体的に決まっておりましたら、教えていただきたくよろしくお願いいたします。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Kさん ご受講年:2019年 埼玉県
私は不眠・頻尿などの症状を持っており、中々改善せず何年も悩んでいます。書籍を購入したりネットで調べるなど自分なりに勉強したのですが、いまいち原因がはっきりしませんでした。
不眠についてはお風呂でよく暖まる、寝る前にPCやスマホを見ないなどの対策が見付かりましたがそれだけでは解決しないので根本的な原因があると考えていました。その原因を詳しく学べたのが中医学基礎講座です。
私の症状に対し、しっかりとした原因の解説があり出口のない迷路から抜けた気分でした。原因がわからないと対処方もわからないので暗闇にいるようでした。
数年前は飲めていた冷たい飲み物が急に飲めなくなり暖かい飲み物を好むようになりましたが、これについても原因があるのですね。
原因があっての結果なので原因が見付かれば対処方も見えてくるので是非お勧めしたいです。
また、繰り返し学習する事によって理解か深まり頭に定着します。今は中級編を学習しております。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Sさん ご受講年:2018年 東京都
学生時代から鎌田先生の授業を受けていましたが、とても分かりやすく、卒業後6年経った今、中医を学びなおしたくて受講しました。本当に資料や説明が分かりやすく、理解が深まり、患者さんへの中医学的な説明がしっかりとできるようになりました。
鎌田先生にお会いしたことがない先生は分からないかもしれませんが、この価格は破格だと思っています。
卒業後臨床の現場にいる先生は施術に対する考え方、施術の仕方、インフォームドコンセントの仕方も変わると思いますし、学生であっても教科書に沿いながらも教科書に書かれていない内容、分かりやすい図もあり、学校で覚えた内容が臨床に活かせるようになってくると思います。
SNSで普及活動をしていますが、1人でも多くの施術者にこの通信講座を受講してもらいたいと思っています。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Aさん ご受講年:2018年 京都府
とても内容が濃く、テキストにノートをとりながら視聴しています。私はもう資格を持っていますが、有資格者にも、初めて東洋医学を学ぶ人にもわかりやすく深みもあり、先生の知識と教授技術が素晴らしいと思います。
また、短めに区切って編集してくださっているので、すき間時間に視聴できてありがたいです。テロップの分量や箇所も適切で、ただ撮っただけでない編集になっているのも取り組みやすいです。
次の要望としては、「東洋医学臨床論」編を待望します。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Sさん ご受講年:2018年 北海道
整体師として中医学基礎を学ばせて頂いております。今まで書籍の知識のみだったところに、鎌田先生の講義の説明を聞けたことで様々な関係性に臨場感を持てそうです。また、何度でも視聴できるのでとても助かっています。
まずは、記憶し咀嚼し自分の中に落とし込んでから疑問、質問が出てくると思います。今のところは、質問する前の段階です。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Iさん ご受講年:2018年 東京都
膨大な内容で、圧倒されているというのが実感です。
繰り返しが消化するための唯一の方法だろうと考えております。
中医用語の難解さの克服がテーマです。生理学の用語の難解さと同じ印象です。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Mさん ご受講年:2012年
東洋医学が基礎から楽しく学べるセミナーでした。基礎の繰り返しが重要ということは本当に実感しています。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Kさん ご受講年:2014年
中医オープンセミナーは3年連続で受講しましたが、聴くたびに新しい発見がありました。自分の臨床経験が上がっていくとその時その時の視点で東洋医学を考え直すことができます。鎌田先生のエネルギッシュな講義はいつ聴いても楽しくなります。たまに自虐ネタやお下品な話題になりましたが、今回の通信講座ではきちんとカットされているのでしょうか。少し心配になりました。(笑)
また遊びにいきますのでこれからもよろしくお願いします。鎌田先生、本当にお体だけは大事になさってください。ではでは、失礼いたします。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Oさん ご受講年:2016年
鍼灸学校1年生です。今回が初めての参加でした。最初は少し難解な印象を持ちましたが、復習をしながら自分の知識を固めていったところ、だんだんと分かるようになりました。また受講したいです。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Sさん ご受講年:2015年
学校の授業では教えてくれない部分や、わかりにくい部分がクリアになりました。東洋医学概論は新しい教科書になってボリュームも増えていますが、その教科書を書かれた鎌田先生の授業を直接受講できるのは感激でした。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Tさん ご受講年:2017年
通信講座の動画を見させていただきました。オープンセミナーでも動画がありましたが、テキストが別だったので見づらい部分がありました。この通信講座の動画は本当に「動画を見るだけ」で勉強ができます。動画に先生の映像に重ねて説明文字が出たり、スライド映像に切り替わったりと、テキストを見なくても動画だけで理解できる作りになっていて非常に助かりました。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Hさん ご受講年:2017年
中医学が苦手でしたが先生のセミナーに参加してだんだんわかるようになりました。学校の授業で鎌田先生のファンになりましたが、外部向けのセミナーではさらに生き生きと話す先生は、本当に中医学が好きなのだなと思いました。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Sさん ご受講年:2013年
卒後研修の受講経験者です。ついに鎌田先生の通信講座が開講になるんですね。おめでとうございます!先生のすばらしい授業が全国に届くことを願っています。いま本当に世界中が東洋医学に注目していると思います。強い薬に頼る以外にも、人間がもともと持っている自然治癒力や免疫力を引き出す可能性がある、この東洋医学は今後も大切な医療の一部になっていくと思います。そのファーストステップが鎌田先生の中医学ではないでしょうか。また授業を聞きたいです。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
Nさん ご受講年:2014年
研修生でお世話になりましたNです。何気で「中医でポン」が好きでした。習ったことをクイズ形式で、スマホでできるアプリだったので移動時間とかでよくやっていました。セミナーはもちろん楽しくてわかりやすいですが、本当に自分が理解できたかどうかは、この中医でポンをすることで確認できたと思います。今回の通信講座にもこのシステムが付属しているとのことで、とても良いと思います。
(※個人の感想ですので成果を保証するものではございません)
通信講座の価格は?
当研修センターで毎年開催している実際のセミナー「オープンセミナー」は、
講座ごとに、全10回、40,000円となっております。
前述しましたが、この「TCMA 通信講座 中医基礎学」は、
実際に会場で実施されたこの「オープンセミナー」を元に、その映像を編集した動画がメインとなります。
そして、テキストやアプリ教材と合わせ、
より理解を深めやすい学習環境をご提供します。
実際には、分かりやすくするための動画編集の部分に、多大な労力と時間がかかっております。
そのため、この通信講座は、オープンセミナーの価格の2倍あるいは3倍ほどの価格を、当初は想定しておりました。
しかしながら、より多くの人にこの通信講座を受講していただきたい、という思いと、
東洋医学をもっと楽しみながら学習できる環境をなるべく安価でご提供できれば、
という思いが日々強まってまいりました。
セミナー会場に足を運べない、
遠方にご在住のかた、忙しくてセミナー参加のご都合がつかないかた、
そのような方々のために、下記の価格設定とさせていただきました。
TCMA 通信講座 中医基礎学 の価格は、
30,000円 + 消費税
でございます。
これは実際のオープンセミナーの価格よりも安価となります。
どうぞこの学習環境を有効活用していただければと思っております。
お申し込み方法
下記の内容をご確認の上、お申し込みくださいませ。
■ TCMA 通信講座 中医基礎学
・東洋医学(中医学)の学習環境サービス
・価格 33,000円 (税込)
・お支払: 銀行振込
◆サービス内容
(1)動画教材の視聴(約21時間)
(2)テキスト教材の閲覧(全230ページ)
(3)自己学習アプリの使用 (全207問のクイズ)
(4)受講者専用サイトの利用
◆サービス期間
・最大5ヶ月(お申込時期により学習期間が異なります)
・年に4回のコースを設置
春コース: 4月~ 8月
夏コース: 7月~11月
秋コース:10月~ 2月
冬コース: 1月~ 5月
・お申し込み時期によりコースが決定します。
4月から 6月までのお申し込み → 4月スタート「春コース」
7月から 9月までのお申し込み → 7月スタート「夏コース」
10月から12月までのお申し込み → 10月スタート「秋コース」
1月から 3月までのお申し込み → 1月スタート「冬コース」
(3月・6月・9月・12月のお申し込みでは学習期間が3ヶ月程度となりますが、それでも充分な学習が可能です)
※お申し込み確定後に案内が届きますので、資料をダウンロードしてください。
※ダウンロードした案内書内に記載されているフォームより「受講者登録」を実施してください。
よくある質問
- 動画を見るのに必要なものは何ですか?
- 動画は、インターネット環境にあるパソコンやタブレット、スマートフォンなどで視聴が可能です。一般に動画は通信量が多いため Wifi などの環境を利用されることをお勧めいたします。
- 動画はダウンロードできますか?
- 申し訳ございませんが動画のダウンロードはできません。通信講座の期間内に動画をご視聴いただくサービスとなっております。
- 受講期間内に動画は何度でも視聴可能ですか?
- はい。受講期間内であれば全ての動画を何度でも視聴可能です。
- 9月に申し込むより10月まで待った方がいいでしょうか?
- 9月に申し込んだ場合は、7月~11月の期間の「夏コース」となり学習期間は3ヶ月程度となります。それでも充分に学習は可能ですが、10月までお待ちいただいた場合は、10月~2月の期間の「秋コース」となり、最大5ヶ月間の学習が可能となります。
- テキスト教材はダウンロード可能ですか?
- テキスト教材はダウンロードしてご利用いただけます。PDFファイルとなっております。
- 自己学習アプリを使うには何が必要ですか?
- 自己学習アプリは、Chromeなどのブラウザだけで実行可能です。パソコンやスマートフォン、タブレット等のほかに、インターネット環境が必要となります。
- 申し込みボタンを押しても画面が先に進みません
- お使いの環境の問題かもしれません。PCまたはスマートフォン・タブレット等で、ブラウザの「Chrome」を使用して再度試してみてください。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます。心より御礼申し上げます。
最初に書かせていただきましたが、
東洋医学は今後も世界中で、さまざまな場面で必要とされていくと思います。
私たち人間にもともと備わっている病気を治す力は、
鍼灸や漢方などの東洋医学によって、引き出される可能性があるといわれています。
自然治癒力に注目するこの医療を、もっと多くの人に知って欲しいと思っています。
東洋医学/中医学の基礎知識を学ぶためのこの学習環境、
「TCMA 通信講座 中医基礎学」を是非ご利用くださいませ。
それでは失礼いたします。
下記は紹介動画です。是非ご覧ください。
東洋医学に関する情報をもう少し知りたい、というかたのために下記の無料メールセミナーもご用意しております。
東洋医学を一から学ぶための各種情報をメールにて配信させていただきます。
また、今なら特典で別冊『東洋医学を学びたい!』(PDF文書 34ページ)をプレゼントさせていただいておりますので是非ご利用ください。
■TCMA 東洋医学メールセミナー 無料登録フォーム
※ 上記のメールセミナーは、いつでも配信解除できますのでご安心ください。